2012年11月30日金曜日

20代の5割以上が国内ひとり旅を経験

「国内ひとり旅」を経験したことがある人は56.9%だった。
海外ひとり旅は39.3%、島旅は28.8%が経験していた。
“実施意欲”では、「国内ひとり旅」、「クルーズ」、「LCC(国内)」、「島旅」は、7割以上が「実施したい」と回答した。
年代別で見ると、特に“旅行離れ”といわれる20代も36.4%が「海外ひとり旅」を、56.4%が「国内ひとり旅」を経験していることが分かった。
実施意向は20代はおしなべて高いようだ。
2年以内の国内外に1回以上旅行している人に、普段使用しているSNSツールを聞いたところ、フェイスブック(44.0%)、ツイッター(30.7%)、ミクシィ(29.0%)という結果が出た。
さらにSNSの利用者にを使用している人に、旅行中におけるSNSへの投稿頻度を聞くと、「投稿が増える」と回答した人は「2人以上の旅(国内外)」よりも「ひとり旅(国内外)」の方が多かった。
SNSは、ひとり旅の手持ちぶさた感を解消する役割を担っているようだ。
続いて、旅行に関する情報を調べる際に参考にするツールについて聞いたところ、「旅行パンフレット」、「ガイドブック」といった紙媒体が1位、2位となった。
Webでは、3位に「交通・旅行関連企業のホームページ」がラインクイン。
また、テレビ番組から影響を受ける人も多かった。
年代別に見ると、60代は「新聞記事」や「新聞広告」が3割以上と高かった。

2012年11月17日土曜日

欧州往復で1万円?!オフシーズン突入、LCC増加で激安航空チケット続出

2012年11月16日、広州日報は記事「航空券の“大安売り”、先週の搭乗率は77%にまで下落」を掲載した。

旅行シーズンの終了とともに中国航空市場では搭乗率が低迷している。先週は77%にまで落ち込んだ。もともと2012年通年の業績は芳しくない。稼ぎ時の第3四半期も四大航空企業の業績は前年同期比マイナス21.2%と苦しい展開となっている。乗客を確保しようと航空各社は次々と格安チケットを販売。顧客を呼び戻そうとしている。欧州往復で990元(約1万2900円)という激安価格まで登場した。

また、中国航空業界にもLCC(格安航空会社)の進出が相次いでいる。2006年に運営を開始した草分け的存在の春秋航空は毎年黒字を確保しているほか、利益率も三大国有航空企業を上回る水準をキープしている。

債務危機で苦しむ欧州ではLCCの経営にも一定の影響が生じているが、アジア太平洋地区では大きな成長が見込まれる。航空機製造大手・米ボーイング社は今後、アジアでのLCC需要が本格化すると期待感を示している。