航空機チケット旅行

休みを利用して旅行に出かけたいけれど、「なるべく出費は抑えたい」というのが本音。

■「交通費」をできるだけ安く抑えるには？

往復すると結構な負担になってしまう「交通費」。
利用できる割引サービスがないか、事前に調べておきたいですね。

どうしてもお金がかかってしまう航空券ですが、最近では区間によって数千円でのフライトも可能な格安航空会社も登場し、注目を集めています。
またJALや ANAといったおなじみの航空会社でも、出発日時や購入のタイミング、航空券販売サイトの選び方によって、料金が割安になる場合もあります。

国内空港最大の旅イベント「関空旅博」

関西国際空港で５月１９日と２０日の２日間、『関空旅博２０１２』が開催された。全国の空港における旅行イベントしては日本最大規模で、今年も多数の来場者で盛り上がった。

イベントのキャッチフレーズは“世界がつながる、ひらめき体験。”。世界からは航空会社や政府観光局など８２ブース、国内からは官公庁や地方自治体など３５ブースが出展した。

身近なアジアの国々をはじめ、人気の欧米各国、さらにクロアチアやルーマニアなどの東欧諸国、ケニアやボツワナの大使館ブースなど関西ではやや珍しい国々も。各ブースでは、観光パンフレットの配布をはじめ、レアな航空会社のグッズ抽選会では多くの人だかりができ、Ｋ－ＰＯＰスターのパネルと一緒に写真を撮る日本人女性らの姿も。「次はどこに旅に出よう？」と考えている人にはピッタリのイベントで、「いつかは行ってみたい！」と思わせられた国々もたくさんあった。

個人的には、たとえば“デザインの国”フィンランドのステキなパンフレットの数々に惹かれ、関空からヘルシンキまで１０時間あまりと欧州に最も近いのが魅力的。また、韓国や香港・マカオなど日本から近い国々は、大手航空会社とＬＣＣ（格安航空会社）がそれぞれの価格やサービスなどをわかりやすくアピールしていたのも参考になった。

また、世界のグルメも充実。韓国の「プルコギ」「トッポギ」をはじめ、タイの代表的な麺料理「パッタイ」、モロッコの「ケバブサンド」など。エア・インディアなどの機内食が味わえるコーナーもあった。

一方、「ＫＩＸチャリティジャンク市」では、飛行機の部品や機内の備品などマニア垂唾のレアな商品がズラリ。たとえば、ＡＮＡのビジネスクラスで使用されている毛布、実際に機内食に使われた食器、機内誌、管制官も使うヘッドセットなど。そして、熊本県の「くまモン」やサイパンの「サイパンだ！」などの着ぐるみも会場に随時登場。さらに、地球一周「アースマラソン」を成功させたタレントの間寛平さんのトークショーや韓国発パフォーマンス「ＮＡＮＴＡ」のステージ、各大使館や観光局などがオススメする「海外旅行セミナー」なども行われた。

日本でこれだけ一堂にブースがそろう“旅”をテーマにしたイベントで、しかも会場は国際空港。まだ行ったことがない国も何度か行ったことがある国も新たな魅力をまた発見でき、続々就航するＬＣＣはじめ、「関空から世界に旅に出たい」――思わずそのまま世界に飛んでいきたい衝動にもかられたとても魅力的な時間を過ごすことができた。